PROJECT

施設・空間利用 / 人材育成
東京都

立川市子ども未来センター 市民活動支援業務

立川市子ども未来センター 市民活動支援業務

地域のにぎわいを生み出す市民活動のサポート

子ども未来センターは、旧市役所跡地を改修し、子育て、教育、市民活動、文化芸術活動を支援するとともに、イベント実施などによって地域のにぎわいを生み出す複合施設です。管理運営は、各機能のノウハウを持った民間事業者によって行われています。studio-Lでは、スタッフがコーディネーターとして常駐し、センターを舞台に展開されるプログラムの企画や情報発信、広報活動、他団体とのつながりづくりなどの市民活動支援を行なっています。また、立川市を中心とした市民活動団体や地域団体、企業や学校など様々な団体とのネットワークを構築しています。

多様なプログラムが展開される空間へ

センターがオープンしてから8年、センターを拠点として活動している団体の数は50以上に、また、これまでに年間400個近くのプログラムが実施されています。ものづくりや読み聞かせ、トークセッション、映画上映など、プログラムのジャンルは多岐にわたります。会場となる場所も、芝生広場やテラス、会議室、アトリエ、ギャラリー、スタジオなどさまざまな空間が活用されています。センター内にある立川まんがぱーくを利用し、マンガをテーマにしたプログラムが実施されることも。多様なプログラムをさまざまな空間で実施することにより、子どもから大人まで多世代の人々が集まるきっかけづくりをしています。

活動の幅をさらに広げる取り組みも

子ども未来センターでは既存の団体に加え、「団体には所属していないがセンターやまちで活動してみたい」という想いで集まったアクティベーターと呼ばれる個人の活動も支援しています。彼らは企画力・支援力・情報発信力など活動に必要なスキルを身につける養成講座を昨年度修了しました。これからは団体のサポートをしたり、自分たちでプログラムを企画したりと、いよいよ本格的に活動していきます。また、地域とのつながりづくりにも力を入れており、2013年8月にはルミネ立川との協働イベントを開催しました。日中は子ども未来センターで、夕方からはルミネ立川で、一日を通して立川という地域を満喫できるものとなりました。今後は近隣の商店街や自治会などとの協働にも積極的に取り組んでいきます。

DATA

発注者

東京都立川市

主な協働者

合人社計画研究所グループ
(株式会社合人社計画研究所、清水建設株式会社、特定非営利活動法人ワーカーズコープ、株式会社佐藤総合計画、株式会社共立、街制作室株式会社、株式会社ムービック・プロモートサービス、株式会社壽屋)

その他

2013年グッドデザイン賞受賞
第16回公共建築賞・優秀賞(2018)

担当者

PL:醍醐、洪
PM:藤山、伊藤、漢人