PROJECT
計画策定
宮崎県
美郷町総合戦略プロジェクト「わくわくWORK」
美郷町総合戦略プロジェクト「わくわくWORK」
職員有志で立ち上げた総合戦略策定ワーキンググループ
宮崎県美郷町は、急峻な九州山地に覆われ、約90%を山林が占める人口約4,000人のまちです。2024年から、美郷町に住み続けたくなる、魅力的なまちづくりを進めていくための第3期美郷町まち・ひと・しごと創生総合戦略(総合戦略)の策定プロジェクトがスタートしました。まず、若手職員を中心に10名の職員が参加し、庁内の戦略策定を検討するワーキンググループを有志で立ち上げました。
地域をめぐる、ワークショップ
総合戦略の策定に、住民、地域団体、事業者などに参加いただき、美郷町のこれからを話し合うワークショップ「総合計画策定プロジェクト わくわくWORK」を開催しました。全3回のワークショップ第2回は、南郷、北郷、西郷と美郷町の3つの地域をめぐり、さまざまな人の意見を集めていきました。
ほどよいつながりが生み出す多様な価値の循環
「住み続けたいまち」について考えるとき、「地域経済循環」という考え方が必要です。これは、地域でのお金のやりとり(分配・生産・支出)をできるだけ地域の中で循環させ、大都市など地域外へのお金の流出を少なくすることが大切だとする考え方です。美郷町においても、地域経済循環を充実させていくことは重要です。それに加えて、美郷町にはこの地域ならではの「お互いの顔の見える関係」(面識関係)があり、そこに多様で価値のあるやりとりが今も存在しています。今回の戦略では、このような「ほどよいつながりが生み出す貨幣以外のものの循環」をテーマに、総合戦略のビジョンづくりに取り組んでいます。
DATA
発注者
宮崎県美郷町
担当者
林 醍醐 洪 朝倉