PROJECT

人材育成
山梨県

笛吹市境川地区まちづくり

笛吹市境川地区まちづくり

自分たちのまちの情報は、自分たちで発信する 境川レポーター養成講座

山梨県笛吹市の端っこに位置する境川地区は、俳壇の巨匠飯田蛇笏の生地です。数々の名句がこの地で作られました。住民の自治意識を高めようと座談会が開催されました。また、市民目線での情報発信が必要ということで、境川レポーター養成講座も5ヶ月間にわたって開催しました。講座の開催にあたっては、山梨日日新聞社の全面的な協力を得ました。

市民目線の情報発信「境川おさんぽ新聞」

全5回の講座では、市民自身が自在に情報発信できるように、スキルを学ぶ講座を開催しました。前半の講座は、「レポーターの心がまえ」「文章の書き方」「写真の撮り方」「編集の仕方」などを、プロから学びました。後半の講座は、新聞づくりの実習に取り組みました。また実際に現地で取材をし、記事を書き、編集作業を経て紙面を完成させていきました。異なる世代の参加者がひとつのチームとなって新聞づくりに取り組む様子は、ここから新たなまちづくり活動が生まれる予感がするものでした。新聞発行後に高校生からこの取り組みに参加したかったという反響もいただき、今後も主体的かつ継続的な活動として展開されることを望んでいます。

DATA

発注者

山梨県笛吹市

担当者

西上