PROJECT

医療福祉 / 人材育成
鹿児島県

宇検村地域共生の村づくりプロジェクト

宇検村地域共生の村づくりプロジェクト

みんなが安心して自分らしく暮らせる地域づくり

奄美大島の南西にある宇検村では2019年より専門職だけでなく、地域と一緒に地域共生の村づくりに取り組んでいます。studio-Lは2020年から事業支援を開始。コロナ禍で対面式でのリサーチが難しかったため、オンラインでのヒアリング、およびラインでのアンケート調査を行いました。その結果を伝えながら、住民の方が、村の暮らしについて考える機会を増やすべくYouTubeでの番組配信を若手職員と企画。リアルタイムで意見や感想が集まったり、出郷者がコメントしたりというオンラインならではの反響がありました。

【一番の課題は話す機会が少ないこと】

リサーチから見えてきたのは、なかなか地域で困りごとややりたいことなどについて本音で話し合う機会がないこと。絆が強い地域だからこそ、遠慮や気遣いがありなかなか思っていても伝えられないという本音が見えてきました。地域課題の解決案を考えたり、村の未来を考たりする前に、まずは安心して話せる関係性づくりが必要だと考え、2021年には「くりしいっちゃん座談会」を開催。この座談会は、あえてゴールやテーマを設定せず集まった方の気になることを好きなだけ話すことができます。話してもいい、耳を傾けているだけでもいい場をつくることで、対話の練習の機会としました。

自分たちが考える「安心して話せる場」づくり

座談会を経て、住民自らが安心して話せる機会・場を企画します。「みんなの“〇〇”をつくるプロジェクト」では、話し合いの場づくりや、地域での小さな活動づくりに興味がある住民を対象に連続講座を実施。どんな場だと参加しやすいか、話しやすいかを考えながら、時には島外の実践者にオンラインで話をききながら企画を練っていきました。2022年には暮らしの困りごとから生まれた買い物ツアーや、就労継続支援事業所のオープンデー、雨の日でも思いっきり遊べる遊具イベントなど3つのお試し企画を実施しました。お試し実施から、「何かをしながら」話すのが気軽で参加しやすいという傾向がわかり、現在は新たな企画の実施や自走にむけての話し合いを進めています。

DATA

発注者

宇検村

担当者

洪、出野、平野、林