PROJECT

計画策定
長野県

人生の見通しを立てる 

介護保険事業計画策定

人生の見通しを立てる 

介護
いつかや誰かのことではなく私のこと

村で初めて住民参画で介護保険事業計画を策定することになり、住民へヒアリングを進めていくと、わかってきたのは「介護はおまかせ、そのときになったら考える」という意見と「介護はきっと私がやるんだろうな」という意見。後者は大多数の女性の声。
そこで、介護に深く関わり始める30代以上の女性を中心に「人生の見通しを立てる」ことを目的に、介護について話し合っています。

介護の理想と現実

まずは、今から最期までの自分の人生において、衣食住から楽しみ、おしゃれ、家族や友人、買い物や移動についての希望を考えて、参加者同士で将来を想像しました。
次に、自分の介護、さらに家族の介護について話し合いました。すると、介護の理想と現実には大きなギャップがあることがわかってきました。
また誰かと対話していると、ひとりじゃないと思え、理想の人生やあったらいいものが見えてきました。
そこで来年度は、村の人が集まって対話し、話の中から生まれてくるやってみたいことを実験して、理想の介護に近づいていきます。

DATA

発注者

下條村

担当者

出野、西上