地域のこれからの健康づくりに向けた計画策定業務です。これまでのデータから地域の主要な健康課題のひとつはメタボであることがわかっています。しかし、健診などでの聞き取りやアンケート調査では、なかなか町民の本音や生活の実態はわかりません。
そのため、まずは保健師や栄養士、助産師など専門職が地域にでて、町民の職場や自宅を訪問。対象者の生活を観察し、インタビューしながら、1日の生活実態を把握しました。

調査の結果、対象者の多くが自分の生活習慣が気になっていたり、改善したいと思っているけど、なかなか取り組めないことがわかってきました。
その根っこの要素を探るべく、町民の生活の傾向を「わかっちゃいるけどタイプ」として7つに分類。その後の町民ワークショップで、タイプごとの特徴やのりこえるアイデアを話し合いました。

町民ワークショップでは、参加者のみなさんと話し合いながら、これからの地域と私の健康づくりに向けたアクションの準備を進めています。計画策定後も町民活動を継続的に展開すべく、活動をコーディネートする組織づくりも進めています。