PROJECT

施設・空間利用 / 公園づくり / 人材育成
東京都

羽村ポットラックプロジェクト

地域との連携による居場所づくり事業

羽村ポットラックプロジェクト

居心地の良い公園って?

羽村市は、東京の多摩西部にある緑豊かなまちです。令和5年度から3年間かけて、S&Dスポーツパーク富士見(富士見公園)という市内の公園を起点として、市民が自分の楽しみややってみたいことを持ち寄り(ポットラック)、公園を、地域の方自身が、「つかう」「つくる」「つなぐ」ことで、さまざまな世代、さまざまなに暮らす皆さんにとっての居場所をつくっていくプロジェクトです。

初年度は、ゲストを呼んで他地域の公園の使い方を学ぶ「トーク」を行い、その後公園の過ごし方やプロジェクトのコンセプトを考える「ワークショップ」を行いました。ワークショップの話し合いから生まれた活動のコンセプトは「チルする」。賑やかで一過性のイベントではなく、暮らしの延長にある、それぞれの小さな楽しみをシェアすることで、日常的なつながりが生まれることを目指すこととしました。

公園の心地よい過ごし方を1年を通して実践する

2023年の3月からはじめた小さな社会実験「ポットラックピクニック」は1年間で5回開催。四季によって変化する公園では、椅子を自由に置いて「焚き火」を囲んでまったりと過ごしたり、余っている「ろうそく」をアップサイクルしてのキャンドルナイトで夜の時間を楽しんだり、さまざまな過ごし方が生まれています。

DATA

発注者

羽村市

担当者

洪 大関 藤山